
甘い果物は、農薬を多く使う農産物の代表格。安心で安全な果物を選ぶには、どうしたらいいのでしょうか?
※選び方・見分け方は、目安となるポイントです。
果物にも原産地表示が必要です。すべての果物にきちんと表示をしていない店は、信頼度が低いと考えた方が良いでしょう。
生産者名や使用農薬名と使用回数などの栽培履歴が表示してあれば、より信頼度が高い店と言えます。
果物選びの基本は、国産で産地の表示がきちんとあり、生産者や栽培履歴の分かるもの。
できれば有機JASマークや特別栽培農産物の表示のあるものが良いでしょう。
輸入果物にはポストハーベスト農薬(※)が使われ、さらに検疫の際に有害虫が発見されると青酸ガスによる燻蒸(密閉空間で殺菌・殺虫すること)を行うケースがあります。
一方で国産の果物は収穫後の農薬使用が禁止されているため、燻蒸処理の心配もなく安心です。
※収穫後に防腐・防カビ等の目的で使われる農薬
果物は甘みがあるので虫がつきやすく、病気にもかかりやすくなります。果実の表面に虫食いや病変の跡がつくと商品価値が落ち、売り物にならなくなるので、殺虫剤や殺菌剤などの農薬がたくさん使われる傾向があります。
つまり、形や色が不自然に良すぎるものほど、農薬の使用量が高い可能性があるのです。
生育に最も適した時期に露地で栽培された旬の果物は、太陽の光をいっぱいに浴びて、栄養価が高くおいしくなります。
農薬や艶出しワックス、ポストハーベスト農薬が使われていない有機JASマークのついた国産果物は、流水で洗うだけで丸ごとおいしく食べられます。
ハウス栽培は、気候が生育に適していない地域や季節違いに栽培するために行われます。そのため作物は病気にかかりやすくなり、農薬の使用量が増えてしまいます。
またハウス栽培では農薬の空気中への拡散や分解が遅くなり、果実に残留しやすくなってしまいます。
